雪国での迎春は通算6度目だった。大晦日、元日・・・全く人気もない深い積雪の中での
行動は当然クルマ移動となる。撮影の為に除雪のされていない地域に突っ込んで行く場合は
例え寒冷地仕様の4駆車であろうとも積雪に阻まれて動けなくなってしまうことも度々ある。
故にスコップは必需品であり大袈裟に言ってしまうと「命綱」とさえ成り得る。その命綱で
さえ歯が立たない(雪かきだけではスタックから脱出出来ない)場合は他力に頼る他はない。
通りすがりのクルマを捕まえて牽引をお願いするか??年末年始のそれも辺鄙な積雪地帯を
通過するクルマなどあろうはずもなく、JAFにお願いするほかはないのだ。
実は今回も動けなくなってしまったのだが、約30分ほどの雪かきでなんとか脱出出来た。
その作業中にも暖房ガンガン車中のモデルさんは「だから『行くな』と言ったじゃない!?
もう諦めてJAF呼べば?『ジャフジャフ!ジャフジャフ!』」などと不気味な鳥の啼き声、魔法の
呪文の如く(氷点下にも拘わらず汗だくの)ワタシをバカにしてくるのだ orz
たかだか年間4千円ほどの会費でそんなにJAF呼べるかいな。多分向こうは「またお前
か!?」なんて思っていることだろうなぁ。
これ、普通なら通算で如何程の金額になっていることだろう?日本自動車連盟さま、こんな
ド不良会員ですんません。んでもお陰で今回も素晴らしい作品造りが出来ました。
(7.1.2記)
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