特急「げろしお」

 かつての国鉄、さらにそれを承継したJR西日本にはこんな渾名の付いた列車があった。
昭和40年初頭に登場した京阪神と南紀を結ぶ特急「くろしお」のことである。運行開始
当初はキハ80系気動車が使用されていた。昭和53年に紀勢本線が和歌山から新宮まで
電化された際485系電車に置き換えられたのだが、深いカーブの連続する同線では高速
走行が難しいことでもあり、昭和61年にはさらに381系電車に置き換えられた。

 この381系と言うのが結構なクセモノで、日本初の車体傾斜式(自然振子式)特急形
車両として昭和48年に華々しくデビューはしたのだが、なるほどカーブでの減速は相当
克服できた。しかしその素晴らしい?スイング感ゆえに乗物酔いする乗客が続出、時には
車掌でさえも酔ってしまうというような凄まじい列車だった。

 その凄まじい列車も平成27年に289系電車に置き換えられてからは酔う乗客も殆ど
なくなると共に不名誉な?渾名も自然に消滅して行ったようだ。
 実は私も20年近くに前、これに乗車したことがあるのだが、幸いにも先頭車両である
パノラマグリーン車の一番前の席であったため?さほどの感覚はなかったのだが、中には
嘔吐感を訴える乗客も確かにあったように記憶してゐる。
 もひとつ。伯備線に381系で運転されていた特急「やくも」もおなじく「はくも」、

さらに「ゆったりやくも」は「ぐったりはくも」と言う渾名(と言うか仇名かねぇw)が
付いていた。
 
 此れにも数度乗車したことがある(三半器官の退化した?w)私は当時から乗物酔い
など無縁であったが、なんとなく懐かしいような、どーでもイイような・・・😝

(8.4.1記)

コメント

  1. 岡村 より:

    自然振り子の381系・・・ワンテンポ遅れて傾いたりするので
    合わない人はダメなのでしょう…。  
    船旅もそういう感じになったりするような。

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